かまわぬ手帖 vol.17 |てぬぐいヘアバンダナ

かまわぬ手帖 vol.17 |てぬぐいヘアバンダナ

手ぬぐいの使い方のひとつ「頭に巻く・被る」。江戸時代には盛んに用いられ、それぞれの形で用途や職業を表すこともありました。現代でもお祭りやアウトドアではよく使われていますが、今回は普段のスタイリングに合わせやすい簡単に出来る巻き方・かぶり方をご紹介します。

 

  • 手ぬぐいバンダナ|クロスかぶり
  1. 手ぬぐいを広げ、幅を4等分に折る
  2. 手ぬぐいの中央を首の後ろに当てて、両端を頭の上に持っていく
  3. 上でクロスして、1回ねじる
  4. 両端を、頭に巻いた手ぬぐいの下に入れ込んで完成

スッキリとした巻き方で、ショートヘアにもおすすめ。クロスする位置を中央や斜めにしてアレンジが楽しめます。

 

  • 手ぬぐいバンダナ|シンプル被り
  1.  手ぬぐいを広げ、頭にかぶせる
  2. 後ろでラフに結んで出来上がり!

現代の手ぬぐい被りでは一番シンプルで、汗どめや日除けなど夏にぴったりのかぶり方です。帽子と組み合わせてもいいですね。

 

  • 手ぬぐいバンダナ|ロングヘア用
  1. 手ぬぐいを広げてかぶり、手ぬぐいの中心を額の中央に合わせる
  2. 両端を内側にねじる。ゆるまないようきっちりと巻き込む
  3. 両端を髪の結んだ下できつめに交差する
  4. 交差させた部分を左右どちらかに寄せ結ぶ
  5. 一方の端を隠すように巻き込む
  6. バランスを整えて完成

お祭りでよく用いられる「喧嘩かぶり」のアレンジバージョン。さりげなく垂らした手ぬぐいがポイントです。

 

  • ターバン風アレンジ
  1. 手ぬぐいを広げ、幅を2~3等分に折る
  2. 手ぬぐいの中央あたりを額の上に合わせる
  3. 髪をまとめた下で手ぬぐいを結び、布の端を入れ込む

ヘアターバン風の結び方で、途中でねじってもアクセントになります。幅広なので柄を見せたいときにもおすすめです。

  •  ワントーンコーデ

ファッションとカラーを統一して、この秋も人気のワントーンコーデに。

  • アクセントカラー

手ぬぐいの柄とアクセサリーをさりげなく揃えてコーディネート。手ぬぐいの差し色が効いたワンランク上のおしゃれです。この秋のファッションにも取り入れてみませんか。

動画でも一部のかぶり方をご紹介しています。
ぜひお試しください。


次回、更新予定は9月5日(火)です。