綿紬風呂敷 小 55㎝

綿の産地として知られ、江戸時代に農家の冬仕事として始まり栄えた「機織り」の伝統が息づく静岡県浜松市で織られる「遠州綿紬」。
昔ながらのシャトル織機でゆっくりと時間を掛けて丁寧に織り上げられた、あたたかみのある表情が特徴の生地を2 種のサイズの風呂敷に仕立てました。織り生地ならではの丈夫さは日常使いに最適で、使い込むほどに糸が空気を取り込み手ざわりが柔らかくなる、使うたびに愛着のわく暮らしの道具です。

【遠州綿紬】
静岡県浜松市がある遠州地方は、温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、綿作りに適しており、江戸時代から三河、泉州と並ぶ綿の三大産地として栄えました。糸の染色から、織機に糸を掛けるなどすべての工程においてそれぞれの職人さんが担い、昔ながらのシャトル織機で、ゆっくりと丁寧に織り上げられます。大量生産の自動織機で織られる高密度な布とは異なる風合いを持っており、使えば使うほど手に馴染んでいく柔らかく優しい質感と、日本の四季からインスピレーションを得た温かみのある色使いが特徴です。

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