冬の訪れとともに、日が暮れるのも早くなり、お家でゆっくり過ごす時間が増える季節になりました。手ぬぐいの出番というと「夏」をイメージされる方が多いと思いますが、実は冬場も大活躍。クリスマスやお正月にぴったりの縁起柄や華やかなデザインが揃い、飾るだけで季節感溢れるお部屋に大変身。お気に入りの柄をインテリアに取り入れて、ちょっとした模様替えを楽しんでみませんか?今回のコラムでは、手ぬぐいを飾るアイデアをお届けします。
しっかり飾りたい方におすすめ|額装
お好きな手ぬぐいを入れてファブリックアートとして楽しめる手ぬぐい専用額があります。手ぬぐいを入れ替えるだけでお部屋の雰囲気を変えられ、和室・洋室問わず使えるのも良いところです。季節に合わせ手ぬぐいを入れ替えて楽しみましょう。難しそうに見える額装ですが、取り換えはカンタン!特別な道具も不要なので、ぜひこの冬、取り入れてみませんか?
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カジュアルに飾りたい方におすすめ|掛けて飾る
シェルフやハシゴラックにさっと掛けるだけで、素敵なインテリアに早変わり。さくっとカジュアルに飾れるところがポイント。飾り終わった後は、たたんで引き出しにしまうだけ。収納スペースを取らず、お手入れも簡単!手ぬぐいは霧吹きで水をスプレーするだけで、アイロンを掛けずにシワ伸ばしができます。
手軽に飾りたい方におすすめ|タペストリー棒で飾る
さりげなくインテリアに取り入れやすいタペストリー。木製の棒にセットするだけでキチンとした感じの飾りになります。組み立ても不要で、吊るすだけなので気軽に挑戦できます。手ぬぐいを半分に折ってセットすれば、省スペースでもコンパクトに飾ることができます。
▶タペストリー棒のセッティング手順やコツを動画でチェック!
番外編:即席!ファブリックパネル
お菓子の空箱や、薄型のふた付箱があれば、手ぬぐいを挟み込むだけで簡単に即席ファブリックパネルが作れます。手ぬぐいを切ったり、鋲で留め付けたりしないので、飾り終わったら手ぬぐいに戻して使えるのもうれしいところ。とても軽いので壁に飾るときも、小さなフックだけで掛けることができます。
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お部屋や家の雰囲気に合わせて、模様替えを気軽に楽しめる手ぬぐいの飾り方をご紹介しました。手ぬぐいを通じて、季節の移り変わりをお部屋で感じてみませんか?
今年も1年間、「かまわぬ手帖」にお付き合いいただきありがとうございました。新しい年も手ぬぐいにまつわる使い方や豆知識をお伝えしてまいります。
次回、更新予定は1月10日(金)です。どうぞお楽しみに!そして、よいお年をお迎えください。
【手ぬぐいを、ながくお楽しみいただくために】
かまわぬの手ぬぐいは、伝統的な染色技法「注染(ちゅうせん)」を用いて染められています。手ぬぐいを飾る際には、紫外線による日焼け(退色)を防ぐため、直射日光を避けたり、比較的紫外線の少ないLEDライトを使ったお部屋で楽しむのがおすすめです。