かまわぬ手帖 vol.40|拭く

かまわぬ手帖 vol.40|拭く

かまわぬ手帖vol.39|みんなのHOW TO USE 読む かまわぬ手帖 vol.40|拭く 1 分

手ぬぐいの使い途として、もっとも基本的で身近なものは「拭く」ことです。
さらりとした肌ざわりとほどよい薄さ、使い込むほどにやわらかくなじむ特性は、日々の暮らしの中でさまざまな場面で活躍します。今回は、その「拭く」という視点から、手ぬぐいの魅力をあらためて探ってみましょう。


 

手を拭く

言わずと知れた一番の使い方。文字通り「手を拭く(ふく)」と書いて「手ぬぐい」です。シンプルな使い方ですがアレンジはいろいろ。これからの季節は、キンキンに冷やしておしぼりに!花火大会やスポーツ観戦の時に、濡らして凍らせた手ぬぐいをクーラーボックスに入れておけば、飲み物も冷やせて一石二鳥。暑さも吹き飛びます。

汗を拭く

日差しが照りつける暑い夏、お風呂上り、スポーツのあと、音楽フェスに参加したときなど、様々なシチュエーションで汗をかきます。そこで活躍するのが手ぬぐい。暑い時は首に掛けて使うとすぐに汗を吸ってくれます。夏は手ぬぐいを2〜3枚持って出かけると安心ですね。


涙を拭く

映画館でそっと涙を拭う時に。手ぬぐいなら号泣の涙でも安心です。映画には欠かせないポップコーンをつまむ指を拭いたり、いろいろ役立ちます。映画のテーマにあわせて柄を選べば、いっそう気分が盛り上がること間違いなし!


食器を拭く

毛羽立ちが少ない手ぬぐいは、食器拭きにぴったり。長さがあるためしっかり拭けて乾きも早く清潔に保てます。


スマホを拭く

いつも手にしているスマホ。気づけば、画面に指紋や汚れがびっしり……なんてこと、ありませんか?その原因は、手についた皮脂なのだそうです。
とくに夏場は、日焼け止めやファンデーションも混ざって、画面がうっすら曇ってしまうことも。

そんなときに活躍するのが、手ぬぐい。皮脂や油分をしっかり吸い取って、画面もすっきりキレイにしてくれます。使い込んだ手ぬぐいなら、レンズやガラス面にも安心です。お仕事でスマホをよく使う営業の方にも、ぜひおすすめしたい使い方です。

サングラスを拭く

夏の日差しに欠かせないサングラス。指紋や化粧品がついたりして曇りが気になりますね。サングラス拭きには使い込んで柔らかくなった手ぬぐいがおすすめです。レンズはやさしく拭きましょう。

使い古したら・・・

 

テーブルを拭く

さっと拭けてすぐ洗える手ぬぐいはテーブル拭きにおすすめです。新品よりも使い込んだ手ぬぐいの方が気兼ねなく使えます。

靴を拭く

靴磨きには、くたくたに柔らかくなった手ぬぐいを小さくカットして使います。汚れ落とし、クリーム塗り込み、磨きと段階によって布を使い分けるといいですね。大人の趣味として


宝物を拭く

大切なものを拭くのは、長く使って十分に柔らかくなった手ぬぐいがおススメです。繊維がほぐれてふわふわになった手ぬぐいで宝物を磨けば、美しく輝くこと間違いなし!

 



手ぬぐいの使用頻度によって、一軍、二軍、三軍と分けていくと、拭くものの使い分けがしやすくなります。ぜひ最後まで手ぬぐいを使い切ってみましょう。

次回は8月5日(火)の更新予定です。どうぞお楽しみに。

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