かまわぬ手帖 vol.13 |暮らしを彩るてぬぐいのデザイン

かまわぬ手帖 vol.13 |暮らしを彩るてぬぐいのデザイン

かまわぬ手帖 vol.12 |桜を、めでる 読む かまわぬ手帖 vol.13 |暮らしを彩るてぬぐいのデザイン 1 分 かまわぬ手帖 vol.14 |おいしい風呂敷ができるまで

 

脈々と受け継がれる古典文様から、かまわぬオリジナルまで様々なデザインの手ぬぐいがあります。普段の暮らしに取り入れやすい色やちょっと生活が豊かになる楽しいデザインの数々。どんな種類があるのでしょうか。こちらで紹介してまいります。

 

1987年、かまわぬの一号店ができた当時はタオルが生活に浸透し「日本てぬぐい」は影をひそめ、お祭りやお正月の行事で配られる程度になっていました。「古くから受け継がれてきた日本の良いものを伝えていきたい」 そんな想いから、かまわぬでは新しいデザインの手ぬぐいを作り始めました。
 


 
<シンプルデザイン>
江戸時代に人気を博した「江戸小紋」をもとに着想したデザインを、私たちは【現代小紋】と呼んでいます。
現代の生活で身の回りにあるモチーフを並べたり繋げたり。今風でありながら和洋問わず使える、暮らしに馴染みやすいデザインです。

 

<趣味のデザイン>

アウトドアや音楽鑑賞など、趣味の道具と手ぬぐいは相性ぴったり。楽器や道具を磨く布にしたり、趣味を楽しむ時間を盛り上げます。
  • レコード

近年のアナログブームで若い方にも人気のレコードを並べた現代小紋。音楽機材のホコリ除けにも。

  • めがねならべ

ずらりと並べた丸眼鏡をシックな色で染めました。スーツなどビジネススタイルにもよく合います。

<おいしい手ぬぐい>

意外と江戸の頃から馴染みのある「ファストフード」。せっかちな江戸っ子には、寿司や蕎麦など手早く食べられるものが好まれていました。コーヒーやお団子など手軽なおやつは、デザインアイコンとしても人気が高く、ホッとひと息つきたいときにおすすめの柄です。

 

  • ポテトチップス

こんがり黄金色のポテトチップスを、楕円形のストライプで表現しています。おやつタイムのお供にいかがですか。

今回は「かまわぬのデザイン」より、親しみやすい柄をご紹介しました。かまわぬでは“100年後も愛されているもの”を目指して、あたらしい伝統文様をデザインしています。一尺三尺、約33cm×90cmのさらし生地1枚の中に季節や様々なモチーフが詰め込まれています。

これからも、つい手に取りたくなるような『手ぬぐい』をご提案してまいります。
次回、更新予定は5月5日(金)です。