気づけば一年の締めくくりが近づき、街にはきらきらとしたイルミネーションが灯りはじめました。クリスマスにお正月など家族や友人と集まる機会も増えるこの季節、“ちょっと特別な贈り物”を渡したくなりませんか。
今回のコラムでは、ホリデーシーズンにぴったりのギフトラッピングをテーマに、てぬぐいの使い方をご紹介します。ラッピングクロスとして使ったあともリユースでき、ごみを減らせるエコフレンドリーな“てぬぐいラッピング”。大切な人を思い浮かべながら柄を選び、いつものプレゼントにひとさじ添えるだけで、ぐっとパーソナルで心に残る贈り物になります。この冬は、気軽に挑戦できる“てぬぐいラッピング”を楽しんでみましょう。
ワインボトルを華やかに:ボトルラッピング
ワインや日本の贈り物は、それだけで特別な華やぎがあります。てぬぐいで包めば、より上品で心のこもったギフトに仕上がります。
How to wrapping
1.てぬぐいの角に対して、ボトルの底がナナメ45度になるように置く
2.底を覆うように、てぬぐいをくるくると折り込んでいく

3.あまった部分をねじりあげる。この時、片方の手はボトルの底をおさえる。
4.ねじりあげた部分をボトルネックに巻きつける

5.巻きつけたら、端を結び目の下から上に通す
6.できあがり
てぬぐいだけでも十分素敵ですが、結び目に季節の草花を添えると、よりホリデー気分が高まります。
薄型長方形におすすめ:リボンラッピング
細長いギフトボックスやチョコレートの箱など薄型の贈り物は、包み方次第でぐっと華やかに。ちょっとした工夫で、控えめながらも上品で特別感のある仕上がりになります。
How to wrapping
箱は、てぬぐいの左右の角をつなぐ対角線より上に収まるサイズが目安
1.てぬぐいを半分に折り、輪を左に置き、箱を手前側にナナメ45度で置く
2.手前の角を箱にかぶせ、続けて左端の角も重ねる
3.箱を持ち上げて奥へ倒す
4.端っこ同士を持ち、真結びにする
5.できあがり
ちいさなメッセージカードを差し込んで、さらに特別感を演出するのもおすすめ。
じつは大きな箱も包める:ワイドラッピング
「大きな箱って、てぬぐいじゃ包めない?」と思われる方も多いはず。でも実は、てぬぐい2枚でしっかり対応できます。ここでは、そんなときに役立つ ワイドラッピング をご紹介します。
How to wrapping
1.てぬぐい2枚を5〜10cmほど重ねて、箱をてぬぐいに対して斜め45度に置く
2.奥側の角を箱にかぶせる
3.同じように手前側もかぶせる
4.余った端同士を持ち、真結びする


5.できあがり
てぬぐいを2枚使うラッピングだからこそ、組み合わせの楽しさも広がります。季節の柄同士を合わせて遊んでもよし、ワントーンでまとめてシックに見せてもよし。自由度が高いのも、この包み方ならでは!
この冬は、てぬぐいラッピングで大切な方へギフトを贈ってみてはいかがでしょうか。包む工程も、柄を選んだり組み合わせを考えたりするひとときも、ちょっとしたワクワクに変わります。小さな工夫で、いつものプレゼントが心に残る特別な贈り物になります。
次回の「かまわぬ手帖」は、1月5日更新予定です。どうぞお楽しみに。
TENUGUI 101とは
「101」とは英語圏で “はじめの一歩・基礎の基礎” をあらわす言葉。大学の授業番号で、いちばん基本的な科目に “101” とつくことから、初心者向けの入門ガイドという意味で使われるようになりました。このテーマでは、「まず知っておきたい」てぬぐいの使い方をご紹介しているコーナーです。
Special Thanks
Photographer: Hiromi Kurokawa
Stylist:Noriko Yaguchi


